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英検準2級に合格しました!!~通勤時間を有効利用活用しました~

7月18日、英検(正式名:実用英語技能検定)の準二級の二次試験(面接、Speaking)の合格発表がWEB上であり、見事合格していました。

ネットの情報では、『英検®準2級の一次試験の合格率は約35%、英検®準2級二次試験の合格率は83%で、一次試験と二次試験の両方に合格し、英検®準2級を取得できる確率=英検®準2級の合格率は29%』とあります。またそのレベルは、『基本的な応用力として次の段階へつながる重要な級で、レベルは高校中級程度とされています。日常生活に必要な英語を理解し、使用できることが求められます』だそうです。

そもそもの受験動機は、二女が海外(ドイツ)に既に約10年間生活していて、私自身もこれまで複数回渡航して感じたのは、国際的な共通用語である英語の重要性でした。ドイツ人のかなりの多くの人が英語を使えます。そして空港、入国事務、列車、ショッピングモール、お土産屋さんなどではほとんど英語でコミュニケーションがとれます。もし、英語をそれなりに理解し活用できたら、私の行動範囲は格段に上がるはずだと考えました。

ところが、大学受験ではかなり英語の勉強に時間を割きましたが、大学での英語の講義にはまるで関心がなく、私の頭の中から、英語の知識は加速度的に低減しました。社会人になってからは、それに拍車がかかり、さながら忘却の彼方という形容そのものでした。

受験の動機はできましたが、問題は学習時間の確保でした。勤務地が変わり、自動車通勤から電車通勤になりました。電車通勤は片道約40分、ゆったり座れる環境もあります。それを使わない手はありません。往復約80分で、単・塾語の暗記に充てました。いざ始めると、すごく新鮮で、さび付いた私の脳にも刺激的であっという間に目的地に到着しました。

そうすると、欲が出て、文法・リスニング・英作文などにも意欲が出て、すき間時間はほとんど英検の勉強に充てるようになりました。好きだったテレビもほとんど見なくなりました。税理士試験で身についた時間管理も功を奏したのだろうと思います。

基礎固めをしっかりやり、過去問(過去前6回)を3回やりしました。過去問をやればやる度、合格ラインが見てきました。そうするとさらに絶対合格への意欲も強くなりました。よく言われていますが、どの試験でも一番大事なのが過去問です。この試験でも本当に実感しました。

英検準二級の一次試験には、Reading、Listening、Writingの3科目があります。その中でもっとも苦手だったのがWritingでした。しかし、首都圏に住んでいる英語が得意な長女(学生時代アメリカ留学をした経験があります)に、ネット上で添削してもらい、その結果本試験では、3科目中もっとも点数が高くなりました。ちなみに英検は、解答状況も得点の詳細も公表されているのでさらなる学習意欲に繋がります。

一次試験の合格発表(6月19日)から二次試験の実施日(7月9日)の約3週間、Speakingも長女に手伝ってもらいました。母国語が日本語の私にはとてもハードルが高かったです。

既に、英検2級の勉強とカルチャーセンターで英会話初級講座の申し込みをしました。新たな高見を目指して、老骨にむち打って(認知症の予防にも繋がるかも)始動しています。

わが家はレトルトカレーがマイブーム!~わが家の三種の神器とレトルトカレー~

とにかく美味しい、私だけでなく、妻も長女やその夫も大絶賛するのがNISHIKIYA KITCHEN (ニシキヤキッチン)のレトルトカレーです。今、わが家では3日に1度はそのカレーを食しています。それだけでなく同社のこだわりのスープはわが家の朝食の定番となりつつあります。

そもそも、妻の得意料理(三種の神器)は、「煮しめ」「おでん」「カレー」です。夫婦だけの二人世帯なので、料理を美味しく作ろうとするとどうしても1回では食べきれませんが、余ってもわりと長期の保存ができるために、妻にとっても都合が良いものです。

「煮しめ」は、私の母の得意料理ですが、その味を見事に妻は盗んでいます。私にとっても味の承継ができているのがとても嬉しい限りです。そもそも「煮しめ」とは、煮汁が残らないように、じっくりかけて煮ることを「煮しめる」と言い、その調理法から命名されたらしいのですが、妻もそれを実践しています。多くの野菜を使うのでとてもヘルシーです。

「おでん」は、大阪出身の妻の味です。大阪では、「おでん」のことを「関東煮(かんとだき)」と言います。牛すじ肉をたっぷり入れ、昆布巻きも入ります。私の好みのネタは、なんといっても玉子です。煮汁をほどよく吸収したその味は、私の食欲を増進させます。

さて、今回のブログの主人公は「カレー」です。元々はインド発祥でそれがイギリスに渡り、日本には150年前に入ってきました。日本人の好み合うように工夫、改善が繰り返され、日本独自のカレー文化を創りました。

わが家のカレーは、「簡単・便利・美味しい・リーズナブル」を兼ね備えたカレールーをアレンジしていました。たまに、スパイスから時間をかけて作るのですがカレールーにはかないません。「カレールーを2種類以上使う」できあがりに、「醬油・ウスターソース・インスタントコーヒーの顆粒を入れる」などの工夫をしましたが、妻が出した結論は、お気に入りのカレールーを単体でそのレシピどおりに作るのが最良ということです。

それを超えるものが今回のお話です。私の大好きなテレビ東京系列の「カンブリア宮殿」という番組があります。その番組で今年1月20日に取り上げられたのが、「NISIKIYA KITCHN」でした。その番組で感銘を受けてそれ以来の大ファンです。そのホームページには会社の沿革と経営理念が紹介されています。

『「にしき食品」は1939年、宮城県仙台市で創業しました。創業当時は佃煮や豆腐などの惣菜を主に製造し、時代の変化に合わせて1975年よりレトルト食品製造を開始しました。その後、様々な転機を経て、現在は企業さまのプライベートブランド食品製造と、自社ブランド『NISHIKIYA KITCHEN』の展開に力を入れています。

私たち「にしき食品」は、レトルトの新しい価値を追求し開拓することで皆さまの暮らしにお役に立てることを願っています。私たち「にしき食品」は、レトルトの新しい価値を追求し開拓することで皆さまの暮らしにお役に立てることを願っています。』

しばらくは、妻も大絶賛のわが家のマイブームは続きそうな気配です。

スイミングを再開しました!~週2回、1500㍍泳いでいます~

10月初めから約20年ぶりにスイミングを再開しました。一番の動機は妻の腰痛対策です。妻には片頭痛と併せて腰痛の持病があります。9月の上旬にも「ぎっくり腰」になり、かかりつけの整体治療院に行きました。その院長に「よく来るね。」と言われたそうです。そのことを、遠くに住んでいる娘に愚痴ったところ、長女のかかりつけの整体治療院の院長に「治療では一時的には良くなるけど、抜本的な対策にはならない。水泳で体幹を鍛えるのが一番だ」とアドバイスを受けたそうです。

ネット上で調べて見ても「関節や筋肉が休まり、マッサージ効果とリラックス効果が得られて、質の高いストレッチと筋トレ、さらに有酸素運動で全身の血行がよくなる。プール通いは肩こり腰痛の予防・解消にうってつけ。」とあります。

妻は、私の言うことはあまり耳を傾けませんが、娘の言うことは素直に受け入れます。幸いにも、自宅から2㌔のところに市営の温水プールがあります。料金は、6回使用できる回数券が2,200円です。1回に換算すると367円なのでリーズナブルです。

さっそく、妻と週2回、水曜日と土曜日に行くことを約束しました。続けることが元来苦手な妻をプールまで連れて行くことが一仕事です。「なだめたり」「すかしたり」車に乗せるにはかなりエネルギーを消耗します。しかし、いったんプールに着くとそれなりに泳いでいるようです。プールで知り合った女性にクロールの手ほどきも受けています。妻は、その効果が出ているようで、スイミングを始めてからは、腰痛の兆候はありません。

私は私で、最近、加齢とともに努力している割にはその効果むなしく体重が減りません。雨が降っている日以外の日には約40分のウオーキングと週1回、約50分のボクシング・エクササイズを続けていますが一向に効果は出現しません。

そこで妻孝行に付随して、約20年前に夢中になっていた1,500㍍を連続して泳ぐことに再びチャレンジすることにしました。決して泳ぎ(クロール)が上手いわけではありません。いや、むしろ元来の運動音痴なのでその泳いでいる姿は想像ができます。しかし、登山もそうでしたが長く続けることは苦手ではありません。ただ残念ながら、そのダイエット効果は顕著に出ていませんが、少なくとも体重の増加にはなっていません。

1,500㍍をどうやって数えているのかの疑問があるかもしれません。通っているプールは短水路(25㍍)なので、30往復することになりますが、結構大変です。かつては、25㍍、50㍍と、1,500㍍になるまでどんどん数を加えていました。この方法だとふと集中力が切れた瞬間に、その数がわからなることがあります。

そこで、最近考案したのが、メートルではなく回数を数えています。25㍍を1回にして、20回を前半、次の20回を中盤、最後の20回を後半という風に区切っています。この方法にすれば、集中力を切らしても何とかリカバリーできます。

目標体重(BMI値22)まであと7㌔減量が必要です。「努力は決して嘘をつかない」という言葉を信じて、頑張りすぎずに、頑張ります。

魔法のフライパンはわが家の家宝に~待つこと2年8ヶ月、忘れていた頃に届きました~

2019年1月末に注文した「魔法のフライパン」が2021年10月上旬にわが家に届きました。注文の時に「現在、お届けまで約3年ほどお時間をいただいております。ご注文を確認させていただき、納期がわかり次第改めて連絡致します。ご注文が集中した場合に、すぐにお知らせできないことがございます。ご迷惑をおかけしますが、どうぞご理解いただけますと幸いです。」とのメールが入っていました。

しかし、3年待ちの商品とは一体どんなものなのでしょうか。

私がこの魔法のフライパンを妻のために購入したのは、2019年1月10日に放映された「カンブリア宮殿」という番組(テレビ東京系列)を見て感動したからです。以下、そのホームページなどを参考にして、この商品や会社の概要を紹介します。

魔法のフライパンはそれまでにも「あさチャン」「行列のできる法律相談所」「嵐にしやがれ」などで取り上げられていました。個性的な社長、商品、サービスなどを紹介している人気の長寿番組である「カンブリア宮殿」の番組スタッフが、その大ブレーク商品を見逃すはずはありませんでした。

『鉄鋳物で作られた「フライパン」が主婦を熱狂させている。その名も”魔法のフライパン”。最大の特徴は、他のフライパンに比べ、熱伝導率が驚くほど高いことだ。その効果により、食材の表面を短時間で焼くことができ、食材のうまみも逃がさないという触れ込み。例えば、素人が作ると、ご飯がベチャっとなりやすい、チャーハンも専門店のようなパラパラに!チキンソテーは、プロ顔負けのパリパリ食感に仕上がるのだ!しかも、驚くほどジューシーに焼きあがるという。

実は、普通の主婦を”料理上手”に変える、魔法のフライパンを生み出したのは…三重の小さな町工場。しかも、倒産の危機に晒された自動車部品の下請け町工場だという。なぜ、地方の弱小・町工場が、大手も思いつかないヒット商品を生み出すことができたのか?下請け脱却を目指し、挑戦し続けてきた町工場・2代目の逆転劇に迫る!』という放送内容でした。

社長は錦見泰郎さん、1960年古屋市生まれ、1978年地元の高校卒業後、大学受験に3回失敗、1981年錦見鋳造入社、1992年親会社から値下げ通告、薄い鋳物のフライパン開発に着手、2000年代表取締役社長に就任、2001年魔法のフライパン誕生。創業:1960年、売上高:2億4千万円(2018年8月決算)、従業員数:11人という中小企業です。

妻は、私がプレゼントしたブランドの腕時計、自らわざわざ幕張の家具見本市まで出向いて購入したキッチンテーブル、そしてこの魔法のフライパンをわが家の三大家宝にすると豪語しています。妻にとってもこのフライパンは「魔法」なのでしょう。

社員数11名の会社がナショナルブランドになり、他に類を見ない差別化商品を開発し、現在も手作りで魔法のフライパンを作り続ける姿勢を、他の中小企業も見習わなくてはならないと思いました。さらに、このフライパンが大量に製造できるよう研究をしているとのことです。送料込みで11,370円、直径26㎝の黒い物体のインパクトは凄いです。

悲願の剣道三段合格~恩師に感謝です!!~

2021年8月15日、やまぐちリフレッシュパーク午後3時半、剣道3段合格の吉報を受けました。64歳の私にとっては「快挙」の2文字、なんと2段取得から47年ぶりの昇段でした。

嬉しいという感情よりは、ホッとした気分でした。高校生のときにやり残したリベンジをやっと果たすことができました。ちなみに、受講者の中で私は最高齢者でした。

本来は、8月8日の催予定でしたが2週間程前に連絡が入り、新型コロナウイルスの接種会場にこの施設が使われるということで、急遽終戦記念日でもある8月15日へ1週間延長になりました。ここにも新型コロナウイルスの影響が及んでいるのです。

当初の8月8日でスケジュールを立てていましたので、この1週間は非常に長く感じられました。おまけに30年前の税理士試験最終科目の受験以来の緊張感で前日はよく眠れませんでした。

昇段審査は実技、日本剣道形、学科の三つの要素によって構成されています。実技は、剣道の基本練習と言われている「切り返し」、次にいちばんオーソドックな技である「面打ち」、そしてその応用である「小手面打ち」、相手と試合形式で行う「立ち会い」をそれぞれ2本ずつ行います。これらは、日頃の練習で幾度もこなしてそれなりに身についているので、後は大きな声を出すことで何とかなると思っていました。

やっかいなのは日本剣道形です。日本剣道形とは、真剣を用いることを想定しながら剣道の稽古をするために編み出された、剣道で重要な動きすべてを凝縮した形稽古のことです。全部で10本の形がありますが、そのうち3段昇段には7つの形が課されます。打太刀(師匠役)と仕太刀打ち(弟子役)に分かれ演舞します。

学科は剣道の基本用語が問われます。2問出題されてそれぞれ200字から400字を事前に原稿用紙に記載して、当日の受付のときに提出しました。今回は、「間合い」と「かかり稽古と打ち込み稽古との違い」でした。

実技の審査で受かった受講者のみ、日本剣道形に進み、されにそれをクリアしたものが学科の審査に進むこととなります。

午前中は講習会が行われました。その内容は午後に予定されている昇段審査のリハーサルでした。いちばん受講者が苦労する日本剣道形を中心に行われました。

講師の先生2人から、審査を意識して1本目から7本目まで手取り足取り熱心に教えていただきました。私のできが悪いと思われたのか、個別指導をしていただきました。

審査本番のことは、頭が真っ白になり何も覚えていないというのが正直なところです。

さて、審査の2ヶ月前からご縁あって私に日本剣道形を中心に、週二回熱心に教えていただいた師匠に感謝の気持ちでいっぱいです。師匠は私の子どもと同じ世代の若い先生です。

おそらく物覚えの悪い弟子だったと思います。わざわざ私一人ために貴重な時間をさいていただきました。昇段の吉報を連絡したらわがことのように喜んでいただきました。このご縁を大切に、自分のこれからの人生の肥やしにしていけたら良いなと思っています。

ウィークリー・ダイアリーを紹介します~悪戦苦闘しながら継続しています~

毎日最低1時間は英語の勉強をしています。しあし、なかなか上達をしません。今年4月から始めた英語によるウィークリー・ダイアリー(Weekly Diary)の最近の内容を2題紹介します。和英辞典を駆使して悪戦苦闘しています。「継続は力なり」を信じて?!

「日本の夏とオリンピック」

日本の夏は大変過ごしにくい。温度ばかりか湿度も高い。夜はとても寝苦しい。妻は食欲が落ち、夕食はほとんど食べない。一方、私はいつも食欲旺盛だ。健康な証拠だ。

ところで、こんな暑い時期にオリンピックを開催するのはどうかしている。しかも、東京都は非常事態宣言が出ている。狂気の沙汰だ。アスリートもつらい。日本政府は何を考えているのか私にはわからない。客観的すぎる。

大事に至らず、無事に終わってくれることを願うばかりだ。

「The Japanese summer and the Olympics」

The Japanese summer is very hard to spend. Not only the temperature but also the humidity is high. We can’t sleep well at night. My wife loses her appetite, so she seldom eats at supper. On the other hand, I always have a strong appetite. It’s proof of my health.

By the way, I don’t think it’s good to hold the Olympics in such a hot season. Moreover, Tokyo is in a state of emergency. I can’t believe. It’s hard for athletes. I don’t know what the Japanese government is thinking. Too optimistic.

I hope the games ends without any problems.

「毎日を有意義に過ごす」

この夏は異様に暑い。こんな暑い時期にオリンピックをやるなんてどうかしている。しかし、そんな中でもアスリートが活躍しているのはうれしい。たぶん若いからできるのだろう。

光陰矢のごとし。私はもうすぐ64歳の誕生日を迎える。この暑さは体にこたえる。年を取るにつれ、記憶力がだんだん弱くなる。その上、集中力も続かない。

ふと考えてしまう。私は将来どうなるのだろうか。10年先のことが心配だ。幸せな老後を送りたいな。いつまでも頭も体も健康でありたいと思う。そのためには、毎日有意義に過ごすことが一番大事だと考えている。

It has been extremely hot this summer. I wonder if it’s okay to hold the Olympic Games at such a hot season. However ,it’s nice to know that athletes are still active in such situations. I think it can be done because they are so young.

Time is flying .I’m about to celebrate my 64th birthday. I fell the heet badly. As we grow old, our memory becomes poorer and poorer. Moreover we can’t keep our concentration .

I’m worried about 10 years from now. I want to have a happy life in my old age.I want to keep my head and body healthy forever. So,I think the most important things to spend meaningful time every day

なかなか身につかない英語力?!~始めた英作文(English composition)で書く力を身につけたい~

還暦を機に思うことがあって大学受験以来再び始めた英語ですが、相当苦戦を強いられています。

中学校2年生の教材から始めて、現在は「基礎英語3」(中学3年生を対象にしたNHKのラジオ講座)と、同じくNHKのEテレで放映をしていた「大人の基礎英語」(中学生レベルでおとな向けに楽しく実践的な会話が身につくように工夫をされた教材)を中心に勉強をしています。

それに加え、週に1回90分外国人の先生に英会話の手ほどきを受けています。毎日欠かさずに勉強をしていますが、なかなか英語力の向上につながりません。

言語力には聞く(listening)・読む(reading)・話す(speaking)・書く(writing)の4つの総合的なスキルが必要とされています。私の場合、特に欠けているのは「書く力」だと客観的に思いました。聞くことや読むことは使っているテキストで何とかカバーはできます。話すことは、外国人の先生の授業である程度は習得できます。

そこで考えたのが1週間で見たり、聞いたり、身の回りで起きたり、自分自身で感じたことをノートに日記風に日本語で左ページに書いて、右ページに英語にするという作業です。それを、英会話のレッスンの前で読んで先生に添削をしてもらっています。

ある週のdiaryを紹介します。タイトルは「ウォーキングとその効果」です。まず日本語では、次の通りです。

『2年前からウォーキングを続けています。最近、山登りに興味がなくなりました。その代わりに熱心なのはウォーキングです。雨の日以外は家の周りのコースを約40分かけて歩いています。その効果はいろいろあります。体を動かすことによりカロリーを消費できます。精神的なストレスの発散になります。妻とのコミュニケーションにも役立ちます。会話の90%は妻がしています。私はひたすら聞き役です。ところで、ダイエットにはなかなかつながりません。しかし、続けることが一番大事です。努力すれば必ず結果は出ると信じています。3年後を見ておいてください。』

英語にして見ました。この作業にかなりな時間と労力を要しますが、その成果はいつか出ると信じています。

『Walking and it’s effects I’ve been walking for about two years. Nowadays I’m not into climbing mountains. I’m enthusiastic about walking instead of that. We walk the course around our house for about 40minutes except for rainy days. It’s various effects. We can burn calories by moving our body. It’s gives off mental stress. Also, it’s useful for communicating with my wife. 90% of the conversation are by my wife. I’m just a listener. It’s difficult to go on a diet .by the way. But, it’s most important to continue. I believe that If I make an effort, the result will surely come out. Look after 3 years.』

Madam, I’m Adam(奥様、私はアダムです)~おもしろきかな?回文~

回文(かいぶん)とは、始めから(通常通り)読んだ場合と終わりから(通常と逆に)読んだ場合とで文字ないし音節の出現する順番が変わらず、なおかつ、言語としてある程度意味が通る文字列のことで、言葉遊びの一種である。英語では palindrome (パリンドローム)という。『ウィキペディア)より』

私は、NHK基礎英語3で英語の学習をしています。この講座は中学校3年生を対象としていますが、「受験英語」からまるで進歩がなかったので悪戦苦闘をしています。さび付いた脳の活性化には、多少寄与しているかもしれません。

さて、そのテキストの巻末に回文の英語バージョンと日本語バージョンがあります。本編の勉強よりも回文の方に興味がわいてきました。そこで、私が個人的に気に入っているものの英語版をベスト5までランク付けしてみました。

第1位……

Rise to vote ,sir(投票のために立ち上がってください)

選挙に行かず、その政治の悪さを嘆く人はまだしも、政治のことについて無関心な層が多いことは嘆かわしいですね。

第2位……

Too bad ,I hid a boot(残念、ブーツの片方は隠しちゃったぞ)

軍靴(ブーツ)の響きがする昨今ですが、今私たちすることは、軍拡ではなく軍縮です。軍靴は片方隠して、戦争しない国をめざしたいですね。

第3位……

Now, I see, referees I won! (さあわかったぞ、審判のみなさん、私の勝ちです!)

プロ野球を始め、昨今はスポーツの世界でもビデオ判定が多くなりました。意外に判定が覆ることが多いですね。審判も良い緊張感を持って判定をして欲しいものです。

第4位……

Do geese see God?(ガチョウは神を見るか?)

「ガチョウを料理する」という慣用句は、「希望や計画を台無しにする」との語意でヨーロッパでは口にされているそうです。為政者は庶民のささやかな希望を奪うことなかれ。

第5位……

Never odd or even (奇数でもなければ、偶数でもない)

そんな整数はあるのでしょうか?数学が大の苦手で、人からは「よく税理士をやっているね」といわれます。さて、0は奇数か偶数か、答えは偶数だそうです。その理由がすんなりと答えたれたら、税理士なんかはやっていません。

言葉遊びに興じる暇があったら、関係代名詞を理解したりや使えそうな「word」や「phrase」を覚えろという神の声が聞こえてきそうです。しかし、勉強は楽しくやれば良いのではないかと思います。

敬愛していた野村監督が逝った日からはや1年~監督の生き様とその名言~

訃報があってからもそうでしたが、年末のテレビ番組でも野村監督の特集をしきりに放映していました。監督からは多くのことを学び生かしています。その足跡と名言を紹介します。

訃報は昨年の2月11日にありました。享年84歳、プロ野球ファンだけでなく多くの人々に影響を与えました。選手を引退してからは解説者を経て、長い間監督をされてその手腕が発揮されたので、私の世代より若い人は監督と言った方がなじみやすいのではないかと思います。しかし、プロ野球選手としても超一流でした。氏の足跡を時代ごとにまとめ、その名言にもふれていきます。

1935年、漁業が盛んな京都府竹野郡網野町(現在の京丹後市)で生まれました。家はとても貧しく、新聞配達などで家計を助けていました。中学校2年生の時に野球部に入りました。兄の大学進学を断念した結果、京都府立峰山高校に進学できました。しかし無名の高校だったので、54年に南海ホークスにテスト生として入団しましたが成績が振るわず、戦力外通告を受けました。ところが、正捕手の事故などにより残留が決まりました。

3年目の56年に一軍に抜擢され正捕手の座に座りましたが、カーブがまったく打てなく空振りを繰り返していました。そこで思いついたのが、投手のクセを徹底的に研究することでした。その結果、打撃力が飛躍的に向上しました。そして57年にはホームラン王に、65年には戦後初の三冠王に輝きました。ただ、「神様、仏様、稲尾様」と形容された稲尾和久投手には手も足も出ませんでした。打開策として、自ら16ミリカメラでそのフォームを撮影し、その細かなクセをついに見つけました。そのことが、その後の氏の人生を変えたと言われています。

同時期に活躍していた長嶋選手や王選手が脚光を浴びる一方で、マスコミで氏の露出が少ないので、考えたのが「長嶋や王がひまわりならば、自分は人目のつかない所でひっそり咲く月見草」という名言でした。以来「月見草」が氏の代名詞となりました。

70年には監督兼任捕手となり、2000本安打も達成しました。その後、ロッテ、西武と移り、80年には前人未踏の3000試合出場を達成し、45歳で引退しました。現役成績は、打率277、657本塁打、1988打点、首位打者1回、ホームラン王9回、打点王7回、まさに歴代最高の捕手でした。おそらく、このような捕手はもう現れないと思います。

現役引退後は9年間テレビ朝日の野球解説者をしました。そのときに使ったのが「野村スコープ」でした。ストライクゾーンを9分割にして、捕手として培ったインサイドワークで、投手が次にどこにどんな球を投げるのを予想し、それがズバリ的中。野球解説に革命を起こしたと言われています。このスコープは現在では広く世界で使われています。

監督としては、1968年~77年(選手兼任監督)南海ホークス、90年~98年ヤクルトスワローズ、99年~2001年阪神タイガース、06年~09年東北楽天ゴールデンイーグルスを率いました。ヤクルト就任時に「1年目に土を耕し、2年目に種をまき、3年目に花を咲かす」という名言通りに3年目にリーグ優勝をし、4年目に日本一に輝きました。「チームが勝つには現場と首脳陣が協力しないとダメ」と言い続けました。

師弟関係にあった古田敦也さん(通算2097安打、10度のベストナイン、2度のMVP、そして選手会長としても活躍)は、その訃報に際して「頭を使えば弱いチームが強いチームになることをたたき込まれた。影響を受けた野村さんの教えを次の世代伝えていくのが役割だったと思っている」と述べています。

阪神タイガース時代は3年連続の最下位、それはオーナーが補強について積極的ではなかったからと言われています。その後、シダックスという社会人チームの監督になり都市対抗野球で弱小チームを準優勝に導きました。

次にプロ野球の監督をしたのが東北楽天ゴールデンイーグルスでした。新球団設立2年目のことでした。3年目にクライマックスシリーズまで進みましたが、3年目に退団しました。「マー君、神の子、不思議な子」と言われ時の人となった田中将大投手を育てました。入団1年目から打たれても、打たれても使い続け、11勝7敗、防御率3.82の成績で新人王に輝きました。田中投手はその訃報に際し、「野村監督には、ピッチングとはなにか。そして野球とは何かを一から教えていただきました。プロ入り1年目に出会い、指導してもらったことが野球人生における最大の幸運のひとつです」と述べています。

氏の名言は数多ありますが、そのいくつかを紹介します。

「失敗」と書いて「せいちょう」と読む。

「どうするか」を考えない人に、「どうなるか」は見えない。

「恥ずかしい」と感じることから進歩は始まる。

「失敗の根拠」さえはっきりしていればいい。それは次につながるから。

組織はリーダーの力量以上に伸びない。

部下を「信じる」というのは、リーダーの重要な資質。

不器用な人間は苦労するけれど、徹してやれば器用な人間よりも不器用な方が、最後は勝つ。

など、野球選手以外、特にビジネスに関わる人に通じるものばかりです。私は、氏の波瀾万丈の人生から大いに学びました。語録を思い出しては、自分自身の成長につなげていきたいと思います。

えっ、母が65万円の補聴器を買った!!~補聴器に見る日欧の違い~

私の母親は故郷の山口を離れて、私の妹が住んでいる広島市で介護付き高齢者住宅で生活をしています。1930年(昭和5年)生まれなので誕生日が来ると90歳になります。

その母が最近補聴器を買い換えたと妹から聞きました。金額を聞いてビックリ!なんと65万円したらしいのです。補聴器は消費税が非課税なのですが、その金額を聞いて驚きました。

5年前にも約30万円の補聴器を購入していました。加齢によることもあると思いますが、何度も調整をしてもらっても気に入らないらしく日頃はつけていないらしいです。

当初、無償で永年調整ができるという触れ込みだったのですが、購入したお店の一方的な都合により調整の無償化がなくなったそうです。

母は長らく公務員をしていた関係で、年金も比較的多くもらっていますが、国民年金だけで日々の暮らしがやっとの方にこの金額の補聴器の購入は、難しいのではないでしょうか。

最近のチラシに入っていた「ジャパネットたかた」のオムロンの補聴器39,800円の購入さえ難しいでしょう。両耳でこの値段かと思いきや虫眼鏡でしかわからないような小さな文字で「両耳装着の場合は2台必要です。」と書いてあります。2台だと79,600円です。それなりに大きな金額になります。分割12回までOKと書かれていても送料を入れると毎月約6,700円の出費になります。最近、高齢者の生活保護世帯が増えてきていますが、そのような境遇の方には絶望的な金額です。

それにしても、母が購入した補聴器は、オムロンのそれより約8倍します。確かに性能の差やメンテナンスの違いもあるのでしょうが、齢90歳の母には少々お高い買い物です。

そこで、日本と欧州の補聴器事情を調べて見ました。まず、補聴器の購入の助成ですが、イギリス、ノルウェー、デンマークは公的補助100%です。ドイツ、スイス、イタリア、フランスは現在のところ一部の補助金ですが21年までに「完全補助」をめざしています。

また、ほとんどの先進国が、補聴器販売のために資格が必要ですが、日本にはその規制がありません。つまり、補聴器に対する技能者がなくても販売ができるのです。また、欧米では、国家資格・公的資格を持つ補聴器技能者と医師が連携して補聴器を調整するシステムがあります。

日本補聴器工業会の調査によると、購入補聴器は10万円から20万円がほぼ半数を占め、20万円以上を含めると7割強にもなります。それをほとんど100%自己負担というのは高齢者にとってはかなり重い負担となります。

さらに、同工業会の調査によると補聴器の全体的満足度は、1位のフランスで84%、以下、スイス81%、ベルギー、ポーランドが80%、イタリアが79%など多くの先進国は70%を超えています。ところが、わが国の満足度は39%しかありません。つまり、私の母のように満足していない人が6割を超えているのです。

補聴器がないと高齢者の楽しみのひとつである井戸端会話の場に入れずに、結果として認知症の発症原因になり、その機能が衰えるスピードが速くなる高くなると考えられます。